3月18日(水)
ロシアのプーチン大統領の核準備発言に対し、唯一の被爆国である我が国は強く抗議、批判すべきではないでしょうか。他人事のようにただ傍観しているようにしか見えません。先日、安倍総理は、国連大学で講演し、国連改革の必要性や広島、長崎の原爆投下に触れて核廃絶の必要性をアピールしたそうです。
北方領土問題を抱え、ロシア側のご機嫌を損ないたくないという配慮なのかもしれませんが、言うべきことはきちんと言うのが「強い日本を取り戻す」安倍政権ではなかったのでしょうか。
内戦の激化で390万人が難民となっているシリアを、国連難民高等弁務官事務所は「今世紀最悪の人道危機」と評し、各国に難民支援を呼びかけています。主要7か国(G7)の多くがシリア人を難民として積極的に受け入れていますが、我が国は昨年12月に3人のシリア人を認定したのみです。
本気で、国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指すというなら、有言実行であってほしいと思います。