2015年農林業センサス結果の概要(北陸) (概数値)
(平成27年2月1日現在)
-農業経営体は経営規模が拡大し、組織化も進展-
【調査結果の概要】
Ⅰ
1農林業経営体調査
北陸の農林業経営体数は10万5千経営体で、5年前に比べて20.5%減少した。
このうち、農業経営対数は10万3千経営体、林業経営体数は5千経営体となり、5年前に比べてそれぞれ19.8%、44.3%減少した。
県別の農林業経営体数は5年前に比べて新潟県で17.9%、富山県で23.6%、石川県で24.1%、福井県で22.2%それぞれ減少した。
2農業経営体
北陸の農業経営体のうち、家族経営対数は10万経営体で、5年前に比べて20.4%減少した一方、組織経営体数は4千経営体で4.1%増加した。
県別の組織経営体数は、5年前に比べて新潟県で4.4%、富山県で1.2%、石川県で7.8%、福井県で4.7%それぞれ増加した。
農業経営体のうち法人経営数は3千経営体で、5年前に比べて24.4%増加した。特に、組織経営体の法人経営数は2千経営体で、5年前に比べて26.5%増加した。この結果、組織経営体に占める法人経営の割合は65.5%となった。
また、法人経営の内訳を見ると、農事組合法人数は1176経営体、会社法人数は987経営体となり、5年前に比べてそれぞれ47.6%、27.5%増加した。
県別の農業経営体のうち法人経営数は、5年前に比べて新潟県で17.7%、富山県で34.9%、石川県で18.9%、福井県で38.3%それぞれ増加した。
3農家数
北陸の農家数は14万6千戸で、5年前に比べて3万戸(16.9%)減少した。このうち、販売農家数は9万9千戸、自給的農家数は4万7千戸となり、5年前に比べてそれぞれ20.4%、8.3%減少した。
県別の農家数は、5年前に比べて新潟県で15.0%、富山県で20.0%、石川県で20.2%、福井県で16.9%それぞれ減少した。