北朝鮮と日米同盟

1月6日(水)

北朝鮮がこの10年で4回目の地下核実験を行いました。水爆であったかどうかを別としても、この間に北朝鮮のミサイル技術が高度化していることも踏まえれば、日本にとって最も深刻な安全保障上の脅威であることは言を俟ちません。許されない暴挙であって、断固として非難します。

代表質問が行われた本会議。

代表質問が行われた本会議。

核兵器の脅威には核兵器でしか対抗できません。しがって、中国、ロシアといった核兵器保有国に囲まれながら非核三原則を国是としている日本が、国の存立を全うするためには米国の核抑止力に依存するほかありません。だからこそ北朝鮮による核実験発表の後、米国は直ちに日本を含む同盟国の防衛コミットメントを再確認する声明を発表したのだと思います(うがった見方をすれば、日本国内で核武装論が台頭するのを抑える意図もあったのかもしれません。)

トップバッターは岡田代表。

トップバッターは岡田代表。

そのような意味で、言わば生殺与奪の権を握っている米国が、北朝鮮の核問題に熱心に取り組んでいるように見えないのは何とも不安です。イランの核開発は少なくとも建前は平和利用でしたし、核兵器の開発に至る前に関係国間で合意が成立しました。北朝鮮は核兵器保有を宣言した上で、国連安保理決議を無視して実験を繰り返しているのですから、遙かに悪質なのですが、米国の外交政策においてイラン問題の優先度の方が遙かに高かったのは周知のところでしょう。

代議士会。

代議士会。

サウジアラビアとイランの対立など中東の緊張が日々高まる中で、米国はどこまで東アジアに注力することができるのか。日本の対米外交が問われています。安倍総理は、多くの国民の反対を押し切って安保法案を強行採決し、かつてないほど日米同盟が強化されたと胸を張りました。もしそうであるならば、その日米同盟を今こそ北朝鮮の核問題を解決するために使って欲しいと切に願うものです。

民主・維新合同による初めての文部科学部門会議が開かれました。

民主・維新合同による初めての文部科学部門会議が開かれました。