新潟県の8月15日現在における水稲の作柄は、「やや良」と見込まれる。
1 田植最盛期は、平年に比べて3日早い5月9日となった。
2 出穂最盛期は、田植期以降、平年と比べおおむね好天で経過したことから、平年に比べて3日早い8月4日となった。
3 穂数は、田植期以降、おおむね好天で経過したことから、平年に比べて「やや多い」と見込まれる。
4 1穂当たりもみ数は、7月中の気性が平年並みであったものの、穂数がやや多いことによる相反作用が見込まれることから、「やや少ない」と見込まれる。
※通常、穂数が多くなると1穂当たりもみ数が少なくなるという相反する傾向があり、このような作用を「相反作用」という。
5 全もみ数は(歩数×1穂当たりもみ数)は、「平年並み」と見込まれる。
6 登熟は、出穂以降おおむね気象が良好に経過していることから、「やや良」と見込まれる。