8月12日(水)
安倍内閣の支持率が低下する中で、他に選択する政党、リーダーがいないことが国民の失望感になっていることを胸に刻むべきです。コロナ禍で苦しむ国民は、与党、野党問わず政治に対して厳しい目を向けています。野党がバラバラではいつまでたっても緊張感のある政治を取り戻すことはできません。現に、コロナ対策のための国会を開くべき、総理が説明すべきとの声がこれだけ多方面から上がっても、政権与党は一顧だにせず、国会を開こうともせず、総理も説明責任を放棄しています。
当初は、新党名を投票によって決めることについて否定的だった立憲民主党側が、幹事長間、政調会長間の協議を重ねるなかで譲歩しました。さらに、党の規約や綱領についても、両党の幹事長間、政調会長間で話し合ってまとめました。それを、公党の代表が受け入れないなどというのは理解に苦しみます。玉木代表の分党表明に関しては、国民民主党の幹部でさえ「党として決めたわけではない」との見解を示しており、現段階では詳細がわかりません。しかし、いずれにしても、野党がバラバラでは安倍1強政治の延命に手を貸すだけであり、野党にしっかりして欲しいと願っている国民の期待を裏切ってはなりません。1日も早くスッキリ合流となるよう願います。