1月28日(木)
昨日の参議院予算委員会で飛び出した菅総理の言葉には驚きました。政府のコロナ対策が生活困窮者に届いていないことを指摘された菅総理は、「最終的には生活保護という仕組みもある」と答弁されました。唖然としました!いくらなんでも、総理大臣がそれを言ってはおしまいでしょう。
生活保護を受給するには、申請時に家族の援助が可能かどうかを確認されるため家族や親戚に知られてしまうことを恐れて、申請に踏み切れない人が少なくありません。また、地方の生活に必要不可欠な車の所有が認められないこともあり、結果、申請を諦めてしまうケースもあります。
生活保護は、総理が述べられた通り最後のセーフティーネットです。でも、そこに行き着くことがないよう今一段の支援が必要なのです。コロナ禍にあって、収入を失い明日の食事にも事欠く人たちをどうか切り捨てないで下さい!