7月8日(木)
新潟でも雨が続いていますが、全国的にも雨の日が多くなっています。
熱海では土石流災害が発生し、全国各地でも避難を強いられている方々が多くいらっしゃいます。
お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
災害対応に与党も野党も関係ありません。被災された方々に必要な支援が速やかに届くよう、国会議員としてしっかりと取り組みたいと思います。
しとしと降る梅雨のイメージと違う、短時間で同じ場所に集中的に大雨をもたらす線状降水帯が近年多発しています。冬には大雪が毎年のように発生したことともあわせて、大きな気象の変化が起きているのではないでしょうか。変化をよく研究し、そうした変化に対応できる避難計画・防災対応を考えていく必要性を強く感じます。
東京に4度目の緊急事態宣言が発令されることが決まりました。
緊急事態宣言が繰り返されるたびに、明らかに宣言の効果が低下していることは大きな問題です。生活の我慢に耐えられず、政府からの要請を守らない人々の割合が増加しています。
前回の緊急事態宣言時において、酒類提供の要請を守らなかった飲食店も多くみられ、そうした飲食店は大勢の来店客で賑わっていました。そうした光景が報道されるのを見て、自分も要請を無視してもいいのではないかと考える人がまた増えていくという悪循環に陥っています。
営業や移動といった私権の制限強化は様々な意見があり速やかに結論が得られるものではありませんが、例えばコロナ禍に対する支援金や給付金、景気刺激策として行うキャンペーン等について、要請に従っていなかったことが分かった事業者・個人は対象としないことを明確化すること等も考えてよいのではないかと思います。
東京オリンピック・パラリンピックは、首都圏1都3県の会場については無観客の方向の模様です。東京に緊急事態宣言が発令される状況では、極めて当たり前、むしろ決定が遅すぎる判断ですが、五輪関係者、いわゆるオリンピックファミリーといわれる方々やスポンサー等については、人数の絞り込みは行うものの、観戦できる取り扱いとなるようです。
チケットの抽選に当選し、楽しみにしていたにもかかわらず観戦できなくなった一般の観客から見れば不公平極まりなく、感染症拡大防止の観点からも運営上どうしても必要な最小限の人員以外は観戦を認めるべきではありません。
ワクチン供給をめぐる混乱も続いています。閉会中審査は開催されましたが、4度目の緊急事態宣言という状況において国会審議の時間をしっかりと確保する必要があることから臨時国会の召集を強く求めていきます。