与野党伯仲の国会で、具体的な成果を!

12月5日(金)
臨時国会は石破総理の所信表明の聴取、各党の代表質問を終え、今日から、30年ぶりに野党に委員長ポストが渡された注目の予算委員会が始まりました。
総選挙での与党過半数割れの結果、本会議場の議席はセンターラインを越えて私たち野党が占め、野党の質問に対し、ヤジを飛ばしていた自民党議員は静かになりました。各党の代表質問でも、野党の持ち時間が増え、立憲民主党は30分多くなり、3人目の質疑者を立てるようになりました。すべては先の総選挙を受けての変化です。
ここから先どんな変化を起こせるか。国民にとって喜ばれる、歓迎される変化を起こしていかなければ、野党への期待は一気に萎んでしまいます。8つある野党がいかに力を合わせて、立法や予算の修正等、民意を汲んだ政策が実現できるか問われています。一筋縄ではいきませんが、政治とカネの問題も年内に必ず決着をつけなければなりません。
今回、国民民主党とれいわ新選組が議席を増やし、日本維新の会の共同代表に前原さんが就任しましたが、元々は同じ民主党だった議員が多く、この10年余り、野党が分裂せずにまとまっていたらと思ってしまいます。だからこそ、改めて力を結集し、国民のためになる変化を野党が率先して起こしていかなければならないと意を強くするとともに、私も汗をかいていく覚悟です。
折しも、韓国において戒厳令を巡る混乱が起き、日韓関係だけでなく北朝鮮をめぐっても不安定、不穏な情勢になっていくことが懸念されます。外交においても、一寸の隙なく緊張感のある政治を肝に銘じてまいります。

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