「与党議員でなければ予算が来ない」という政治

10/8(木)

臨時国会が始まりました。物価高対策をはじめ、暮らしに直結する課題が山積する中、看過できない問題が明らかになりました。

簗和生農林水産大臣の「予算カット」発言です。今年2月の衆議院選挙で、自身を支援しなかった首長がいる自治体について、「道路予算を大幅にカットした」と発言していました。実際、国の道路関係交付金は、簗氏を支援しなかった首長の自治体では、那須烏山市で前年度から約4,100万円、那珂川町で約2,670万円、大田原市でも約1,600万円減額されました。一方、簗氏を支援した首長の自治体では、那須町で約420万円、那須塩原市で約1,200万円増額されています。

この発言を聞いて、私は自分の選挙を思い出しました。

2021年の衆議院選挙で、自民党の対立候補から、「三条市長を務めた14年間のうち、菊田が予算を持ってきたのは、与党だった3年間だけ」と街頭演説で繰り返し批判され、「野党議員では1円たりとも予算を持ってこられない」、「地域のためには与党議員を選ばなければならない」とまで言われました。

しかし、国の予算は政治家個人のお金でしょうか。自民党のお金でしょうか。違います。国民の税金です。

「自分を支持すれば予算が来る」「支持しなければ予算を減らす」というのは恫喝であり、そんな政治が許されていいはずがありません。

実は、「与党議員でなければ予算を持ってこられない」という言葉は、選挙のたびに全国各地で当たり前のように言われています。政権与党の驕りが蔓延しているのです。

これは単なる失言やスキャンダルではなく、国の予算を政治的な力として利用し、行政や地方自治を歪めかねない問題なのです。

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