-作付面積は700ha減少、10a当たり予想収量は581㎏(前年産に比べ54㎏増加)の見込み-
1 平成28年産水稲の作付面積(小実用)は11万6,800haとなり、前年産に比べ700ha減少となった。また、主食用作付見込面積は10万1,500haで、前年産に比べ900haの減少が見込まれる。
2 10月15日現在における水稲の作柄は、田植期から出穂期まではおおむね天候に恵まれ、全もみ数(穂数×1穂当たりもみ数)は「やや多い」となり、出穂期以降も好天に恵まれたことから、登熟(開花、受精から成熟期までの子実の肥大、充実)は「やや良」と見込まれることから、10a当たり予想収量は581㎏となり、前年産に比べ54㎏の増加が見込まれる。
3 この結果、作付面積(子実用)に10a当たり予想収量を乗じた予想収穫量(子実用)は67万8,600tとなり、前年産に比べ5万9,400tの増加が見込まれ、このうち主食用の予想収穫量は58万9,700tとなり、前年産に比べ5万100tの増加が見込まれる。
4 作柄を示す農家等が使用しているふるい目幅ペースで算出した作況指数は108が見込まれる。