11月8日(木)
TPP交渉妥結に向けて、強い農業への転換が進んでいます。
1970年に始まったコメの生産調整(減反)を、5年後の2018年度に廃止することが決まりました。半世紀続いた農政の大転換。しかも先の総選挙、参院選では一切公約になっていなかったはずですが、あっさりと決めてしまうなんてさすが自民党です。当面、大きな選挙はなく、高い支持率の安倍政権ですから、自民党内や農業団体が文句を言っても関係ありません。早速、平成26年度産米から米価変動補填交付金が廃止されます。大規模農家や意欲ある専業農家は生き残れるが、高齢化が進み後継者がいない零細農家は切り捨てられる。自民党を信じて一票を託した農家のみなさんが納得できる説明を、ぜひして頂きたいと思います。
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