11月19日(火)
午後の本会議で、政府提出の「持続可能な社会保障制度の確立をはかるための改革の推進に関する法律案」いわゆる社会保障プログラム法案が採決されました。
わが党はじめ維新、みんな、共産、生活、社民などすべての野党が反対しましたが、与党の賛成多数で可決されてしまいました。
安倍政権に気を使ってなのか、先週15日金曜日の厚生労働委員会で、野党側が「審議が十分尽くされていない」として、引き続き審議を求めたにも関わらず、委員長が強行採決したことを、多くのメディアはほとんど取り上げていません。まさに数の力による自民党の横暴です。
2014年~17年度にかけて、現行1割に軽減している70歳~74歳の医療費窓口負担を2割に引き上げるなど、ただでさえ消費税増税や年金給付額の引き下げで苦しい高齢者に、さらなる負担増を強いる内容となっています。
今後、審議は参議院に移りますが、強行採決ではなく十分な審議がなされるべきです。
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