2月24日(木)
私も、2月16日に予算委員会第5分科会で質問を行いました。予算委員会の分科会は、各省庁の所管事業について、細かい地元の課題についても質問ができることになっています。
第5分科会は厚生労働省所管の事業を取り扱うところであり、現在、地元三条市で大きな問題となっている三条総合病院の突然の完全閉院への方針転換等について、後藤厚生労働大臣らに質問しました。
単に赤字であることのみをもって国が補填するのは難しいとのことでしたが、大臣からは、一般論としてではありますが、必要な医療が確保されるよう支援に取り組むとの答弁も引き出すことができました。
更に、地方における医師不足や医療従事者の働き方改革についても質しました。
予算委員会全体としては、スタートが早かったこともあり、与党ペースの国会運営と見られていることは否めません。むやみな審議拒否、欠席等は好ましくないことから、与党が強引に進めようとすることに対して、野党としていかに対抗していくかについては、なかなか難しいものがあります。
質疑時間や総理が出席した集中審議の回数は昨年以上となり、離婚家庭への10万円給付や1日100万回のワクチン接種目標の設定など、私たち野党の質問を通じて、政府の方針を変更させるという成果もあげることができました。
その一方で、野党として政権にしっかり対峙し、闘う姿勢や熱が足りてないのではないかとのお叱りの声も届いています。
それにしても、野党であるはずの国民民主党が予算案に突然賛成したのには驚きが広がりました。国民民主党内では賛否両論、意見が分かれたと聞こえてきましたが、この頃は、与党なのか野党なのか分からない、「ゆ党」みたいな宙ぶらりんの政党が一体何を目指そうとしているのか、皆目わからなくなりました。
後藤厚生労働大臣。