6月3日(月)
第5回アフリカ開発会議(TICADV)が6月1~3日に横浜で開催され、横浜宣言が発表されて終了しました。私は、外務大臣政務官として、アフリカを担当し、平成23年1月にモーリタニア(ヌアクショット),セネガル(ダカール),マリ(バマコ)を訪問、同年7月には南スーダン独立記念式典に出席したこともあり、アフリカの開発、発展に日本が真の友人として支援していく重要性を強く感じています。
TICADは1993年に我が国が立ち上げたアフリカ開発をテーマとする首脳会合です。1990年代初頭、冷戦終結に伴って国際社会のアフリカに対する関心が急速に衰える中で、国連、世銀、UNDPといった国際機関、NGOなど市民社会を巻き込んで、これだけのフォーラムを創設した先見の明は高く評価されます。
今回、テレビなど報道でたくさん取り上げられ、国民の皆さんに関心をもって頂けたと思います。安倍総理は実に39ヵ国の首脳と丁寧に会談されたとのこと、誠意と熱意が伝わったのではないでしょうか。「貧困と飢餓の大陸」から「希望の大陸」へと大きく変わろうとしているアフリカ。今後も、日本らしい、日本にしかできない支援を期待したいと思います。