10月5日(土)
いま、工場が熱い!
燕三条には、金属加工や鍛冶を中心にたくさんの優れたものづくり技術があります。それを広くアピールするイベント「工場(こうば)の祭典」が燕市と三条市で行われています。だれでも自由に工場を訪ね、見学と体験ができるとあって、県内外から大勢のお客さんが来られています。
私は農機具をつくる工場と鍛冶道場を訪ねてみました。一言で農機具と言っても、例えば、鍬(くわ)にも、様々な種類があり、長野鍬、富山鍬、秋田鍬とかあるそうです。その土地の土質や気候に合うように工夫して作られているなんて知らなかった!単なる道具を超えてます!
鍛冶道場では、ベテランの職人さんから包丁や和釘作りの実演を見せてもらいました。自分でも包丁を作ってみたくなりました。今度、女性のための包丁作り講座があると聞いたので、参加してみようと思います。マイ包丁なんてカッコいい!
職人さんの手はとても大きい!筋張ってゴツゴツした大きな手が、力強く、かつ繊細な作業を次々とこなすのです。技術というより芸術だなぁ。「どんな時代がやって来ても、核になる技術さえ持っていれば乗り切れる。だから次世代に伝承したい。」そんなふうに話されていました。
折しも、昨日の夜、NHKの「キッチンが走る」という番組に三条市が登場し、名物のどじょう、葡萄、枝豆、棚田で作られるコシヒカリを食材にして素敵な料理が紹介されました。
私がお米を買っている佐野さんの美しい棚田や枝豆栽培の伊部農園が登場して、思わず釘づけになりました。
三条の宝を再発見し、誇らしく思います。