8月7日(木)
今日は朝一番の新幹線で新潟に帰る予定でしたが、急遽、私が事務局を務める「日本・太平洋島嶼国友好議員連盟」の要望活動が入りましたので、新幹線を遅らせ外務省へ行って参りました。
太平洋島嶼国って何?と聞かれる事も多いので。
太平洋島嶼国(たいへいようとうしょこく)、島嶼とは島国のことであり、当然日本も島嶼国です。太平洋に浮かぶ無数の島国のうち、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアの各地域の国々(一部地域)と1987年以降、日本は友好関係を深めてきました。この地域は親日の国がとても多く、気候と同じく、人柄もとても暖かい人々が穏やかに暮らしています。私も外務大臣政務官在任中に、各国代表と懇談をさせて頂きましたが、日本の事を親しい友人だと言って下さり、本当に嬉しく感じたのを鮮明に覚えております。
しかし小さな島国だけに災害に弱く、経済基盤も盤石とはいえない状況です。
いつも国連加盟国として日本の立場に深い理解を示して頂いている、これら太平洋の国々に対し、我が国は農業漁業支援、技術提供、病院や学校の建設等、様々な支援を続けております。
今回の要望は、来年福島県で開催予定の「第7回太平洋・島サミット」に向け、人的交流・人材育成の倍増、気候変動対策・防災分野での支援の増強にかかる予算について、超党派の議員と共に岸田外務大臣に要望書を手渡し、意見交換をしてきました。
太平洋島嶼国とは、今後更に絆を深め、戦略的パートナーとして協力していくことが我が国の将来にとりましても重要です。