あってはならない。

2月10日(水)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長による女性蔑視発言の波紋が続いています。

9日の本会議は森会長の発言に対する抗議の意思を表すため、白い服やポケットチーフを身につけました。

2月4日の衆議院予算委員会で、枝野代表の質問に対して菅総理は「承知していません」ととぼけた答弁をしていましたが、その後、私の再質問には「あってはならない発言だった」と苦しそうに答えました。

国際社会からも辛らつな批判が次々上がっています。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチからは「金メダル級の女性蔑視」とまで酷評されました。当初、傍観者的態度だったIOCは「完全に不適切」な発言だったとの声明を発表せざるを得なくなったようです。

一連の騒動で、組織委員会の内部から批判が出ることはなく、事なかれ主義や忖度が蔓延しているように感じます。自民党の二階幹事長、経団連の中西会長の発言、態度にも失望を感じています。日本の政治、経済のトップリーダーがこんな調子なのですから、悲しくなります。責任政党の自民党から、森会長の辞任を求める声は出てこないことも残念でなりません。「女性活躍」は単なるキャッチコピーでしかなく、ボスに逆らわない風紀が徹底されていることもよく分かりました。ここまで来ると、尻ぬぐいをさせられて疲労困憊の様子の橋本聖子五輪担当大臣が気の毒にさえ思えます。

党文部科学部門役員会。

この際、日本社会のあちこちにある差別意識、ジェンダー不平等、忖度、長い物には巻かれろ的体質が、徹底的に改革、改善される契機となることを願います。


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