新年を迎えて。

令和5年、あけましておめでとうございます。

昨年は平和というものがどれだけ貴重であるか。そして、それはいとも簡単に壊されてしまうものなのか。改めて思い知らされた一年でした。

今年も、ロシアによるウクライナ侵攻、為替相場の変動、欧米の金融市場の動きなど国外の動向が注目されます。さらに米中の対立や中国のゼロコロナ政策の転換がどういう影響を及ぼすのかも注視しなくてはいけません。また、国内においては、円安の進行やエネルギー・資材・原材料の高騰といった問題への対応も待ったなしです。

今月23日には国会が始まるようですが、防衛力強化に向けた増税や原発政策の転換、10年続けてもトリクルダウンは起きなかったアベノミクス金融政策の転換などが重要な政治課題になると思われます。

この国は果たして持続可能なのか。日本は子どもが生まれない、育てられない国になってしまいました。2021年に生まれた子どもはとうとう80万人を切ってしまいました。出生数は40年間減り続け、予測よりも8年早く少子化が加速しています。これこそがこの国の最大の危機です。今頃になって、「異次元の少子化対策」などと言い出したトンチンカンな岸田総理に呆れてしまいます。しかも、子ども予算の倍増は6月になってから。財源についても不透明。これではどこまで本気なのかと疑ってしまいます。

当たり前に、普通に、子どもを安心して産み育てられるよう、全ての子どもが家庭の環境に関係なく安全に幸せに暮らせる日本にしたい。今年も、皆様のお声を大切に、全力で頑張って参る所存です。

 

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