大学の自治・学問の自由を脅かす国立大学法人法改正案

11月14日(火)

衆議院本会議で国立大学法人法改正案に対する党代表質疑を行いました。
4年ぶりの本会議での登壇であり、今国会唯一の本会議登壇法案でしたので緊張しました。
今回の改正案の最大の問題点は、一定の規模以上の国立大学法人に対して運営方針会議の設置を義務付け、運営方針委員は、文部科学大臣の承認を得たうえで、学長が任命することとしていることです。
吉田茂総理から、「曲学阿世(きょくがくあせい)の徒」と言われたことに対して、南原繁東京大学総長が、「学問の冒涜、学者に対する権力的強圧」と反論したエピソードを紹介し、政治権力の大学の自治・学問の自由に対する介入・抑圧の懸念を指摘しました。

今日は、党を代表して参考人質疑を行いました。
少なくとも今年の6月までは国際卓越研究大学のみ運営方針会議を設置するという議論であったはずが、突然一定以上の規模の国立大学を対象とする内容の改正となり、今国会に提出されました。
4人の参考人全員に、このような内容をいつ把握したのか質問したところ、早くても1月程度前、中には1週間前に知ったという参考人までいらっしゃいました。
日を追って、「大学の自治を脅かすことになる!」と多くの大学関係者が反対の声をあげています。
徹底審議を求めます!

また、税金の滞納・差し押さえを4回も繰り返したことで、神田憲次財務副大臣が辞任しました。
今さらながら、女性との不適切な関係を持つ山田太郎氏を「青少年の健全な育成の推進に関すること」を所掌する文部科学省の大臣政務官に任命し、選挙違反を主導した柿沢未途氏を「法秩序の維持」を任務とする法務省の副大臣に任命し、「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」を任務とする国税庁を外局に持つ財務省の副大臣に神田氏を任命した人事センスはひどすぎます。
岸田総理は「聞く力」もないし、「人を見る目」もないようです。

来週から補正予算案の審議が始まります。補正予算案及び岸田政権自体が抱える問題を厳しく追及していきます。

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