国民の悲鳴に応えて。

4月14日(火)

緊急事態宣言から1週間が経ちました。本日の衆議院本会議で、政府の対応について問われた安倍総理は「感染拡大の状況を客観的事実として評価する限り、諸外国と比しても、我が国の対応が遅かったとの指摘は当たらない」と堂々と述べました。この開き直りは、なに?謙虚に誠実に、これまでの対応の遅れと混乱を国民に詫びるべきではないのか?

沖縄北方問題特別委員会を開き、大臣所信を聴取しました。

1日のPCR検査能力は1万件用意しているとのことですが、実際にはその検査を受けられず何日も待たされてしまう人、たらい回しにされている人が本当に多くいます。日本の検査件数は、欧米先進国や韓国等と比べて圧倒的に少なく、遅れています。

コロナ感染防止対策のため、他の委員会より広い第一委員室で開催。

7~8割の接触を減らすために、今、多くの国民が辛抱と努力を日々重ねています。収入の落ち込みで商売や生活が立ち行かなくなっている人、解雇された人、住まいを追い出された人の悲鳴は届かないのでしょうか。ここに至っても、国は損失への補償を拒否しています。

世論調査によれば、「休業補償は国がすべきだ」とする人が8割を超えています。また、限られた人しか対象にならない30万円の給付についても7割の人が賛同していません。私たち野党は、全ての国民に一律10万円給付すべきだとずっと言い続けていますが、なぜ安倍総理はこうした声に応えようとしないのか。欧米では国民への直接給付と賃金補償がしっかり行われているというのに。

新型コロナウイルス合同対策本部会議。

今や安倍総理肝いりの布マスク(全戸配布で466億円)を心待ちにしている国民はいないと思います。自宅で優雅にくつろぐ動画の姿に感動する国民も。みんな真面目にコツコツ税金を納めてきたのです。本当に必要なところに、困窮している人々のために税金は使われるべきです。休業補償、現金給付、そして医療崩壊に怯える医療従事者への手厚い支援。早くやって頂きたい。

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